TACTおとアート 2023 PV
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- Опубликовано: 8 авг 2024
- 「あなたが発信する音楽やアートは誰かのハッとする瞬間になる」
地元のアーティストがタクトを使ってここから新しいものを生む、創作する、発信する場所にしたい。
そんな発想から始まったプロジェクト「おとアート」。
1回目の「おとアート」は3年前の2021年。コロナの影響により、無観客の動画配信事業となりました。
そして、昨年10月15日。初めての有観客イベント『おとアート2023』が実現しました。
全館を開放し、屋外、エントランス、階段、舞台。すべてが表現の場に。
この日のためにと能動的に関わってくださった方々へこの場を借りて心から感謝を伝えます。
この動画は、『おとアート2023』当日の風景と当日に至るまで企画・制作からイベント終了最後の瞬間まで、親身に様々なアイディアを与え続けてくれたアーティストの一人@BORZOI とタクトスタッフ伊藤が、改めて『おとアート2023』を振り返った2人の語りを『おとアート2023』のPVとして製作したものです。
ここから生まれる表現がもっと自由に広い世界へ飛び回る風景をイメージして。
そして、より様々な方が主体的に関わることができるものへ。
新しい風が巻き起こることを想像しながら創った記録、『おとアート2023PV』として発信します。
filmed&edited by Toshihisa Sugawara
当日、その場に居合わせた人の恍惚の表情を目撃したのがきっかけとなり、
インタビュー、PV製作に名告りを上げてくださいました。
「今」という現場の表情と、そこで起こったことの水源までも映し出されるようなこの動画。さまざまな角度からこのイベントを支えてくれた人たちの願いと想いが詰まっています。
『おとアート2023』振り返りの記録 (text ver.)はタクトしんぶんVol.10(7月下旬発行)に掲載。発信中です。
※以下、text ver.から一部抜粋。
R:当日は予定調和じゃないおもしろさの幅があったと思う。あの日あの場所だから起きたこと。何か覚醒する、じゃないけどアーティストにとってもチャレンジングな場になっていたような気がする。いわゆるプロからアマチュアまで表現の場を共にした。見る側も「何かできるかも」って自分の可能性を視たかもしれない。
B:確立されたプロの良さだけじゃなく、抜き身の表現。圧倒的なパワーがあった。爆発しそうな自分を出したい人がそこにいる。そこに触れられる、表現できる場所があるって幸せ。
R:いろんな表現がある。正解、不正解じゃない選択肢が増えるっていいですよね。
R:土地の風土を背負ってる食文化の力は強力でしたね。
B:食分野の人が関わることでアートの道にいる人が感化されてもっと柔軟になれる可能性もあるよね。
R:生きると食べるは直結するけど、文化芸術って言われるとまだ一部の人の趣味嗜好って思ってる人は実際いると思う。けど「人間らしい」って意味ではむしろこの世にアートはなきゃダメで、そこに傾ける熱量こそ「生きる」そのものだと思う。何かに感動するとか心が動くってその人を動かす原動力。何かにドキドキしないと!それがもらえるアートの力って生きる力なんだと思う。その経験はすぐに表出するわけではなく、10年、20年後に響いてくるんじゃないかな。それをひたすらやっていく。体感として子どもたちに入れていくっていうイメージ。それをやりたい。「これがいい」って選べる選択肢を用意するのは大人の、社会の役割だと思うんです。ロックがあって、次の瞬間クラシックになる。いろんなものがあっていろんな人がいる。それを知った瞬間自分の世界が広くなる。他を理解しようとなるわけで、極論ですけど世界平和につながるんじゃないかな(笑)。わたしと違うあなた。それいいねっ!て。
B:見てる人の心を掴んだ感覚は確かにあったと思う。そういうエネルギーのあるアーティストが地元にはたくさんいることを知ってほしい。鬱積したものをプラスのオーラに変えて「表現」 になるって。マイナスなこととかのつぶやきは文句になるけど大きい声ならロックンロールになる。
攻撃の仕方がオシャレかそうじゃないかっていう…。アートは暴力や攻撃には寄らないし、ならない。世に言いたいこと、社会に訴えたいこと、そういうハードな表現をこのお堅い施設(笑)ブンカカイカンでやったことはすごく意味があったんじゃないかな。
おとアートとは?
B:分岐点。おとアートをやった人生かそうじゃないか。やったんだからもう戻れない(笑)。
やんなかったら自分の中でのアートの意味合いもここまで咀嚼できなかった。
R:私は「熱」ですかね……。人の熱。
大変なこともたくさんあって、「なんでやってるんだっけ」みたいな時も正直あります(笑)。どこからももらえないガソリンって自分から出すしかないわけだけど、じゃあ何が自分を動かす熱なんだ?って辿ったとき、やっぱり関わってくれる人がいるから。 それこそ本来の人間の熱で動いてる人が側にいるから自分も動けた。
...つづく
全文は
タクトしんぶんVol.10&web版にて